FriendFeedはGoogleに買収される?(中編)
前回はFriendFeedの根本的な部分が、Googleのミッションに包括されるものであるということに触れたが、今回はそんなFriendFeedで一体何ができるのかを今後の可能性も含めて見ていきたい。
1. 過去の記憶を検索
個人のあらゆるアウトプットが蓄積されるFriendFeedでは、当然探しものをする場所として機能する。
Twitterで、今何をしてるのかを記録するのが習慣になっている人であれば、過去の記憶を辿るような使い方も可能だ。
次の図は実際に筆者が体験したもの。ネットで発見したカッコいいトートーバックを思い出すように検索。

2. 信頼のおける人物からの探し物
検索は自分の情報からだけでなく、Subscribeした人からも可能だ(Subscribeしていなくても”Public feed”をオンにしている人であれば個別に検索できる) 。
有益な情報を発信し続けるネットセレブや、面白いものをすぐに発見する目利きな人物など、目的に応じて検索する場所を選びたいところだが、今は一色単にしかできないのが残念。そのうちグループ分けができるようになることを期待したい。
また、現状ではTwitterでやるようにやみくもに何人もFollowしていると大変なことになるが、タイムラインに表示するグループを選べるようになれば、ノイズを減らすことも容易になるだろう。
3. 時間と場所を越えた気楽なコミュニケーション
検索する場所としてより魅力増すには、たくさんのユーザーがFriendFeedを使うようになる必要がある。現時点でFriendFeedは、他のサービスをより使いやすくすることで、着実にユーザー数を延ばす戦略をとっている。
例えばブログに対するコメント。通常、ブログは不特定多数が見るものなのでコメントし辛い雰囲気を感じる人も多いと思われるが、FriendFeedではあくまでも自分のページにコメントを書くので、「自分の庭」感覚で意見を述べられるようになっている。

更に、Twitterでのコミュニケーションにおいても便利なところがある。Twitter上でたくさんの人をFollowしているとストリームがどんどん流れるので友達の発言や自分宛の発言を見逃しがちだ。私の場合、FriendFeedではSubscribeする人を絞っているので、見逃すこともなくなり、会話も活発になってきている。
Twitterでは、ほぼリアルタイムのコミュニケーションが前提なので、会話の文脈まで分からないところがあるが、FriendFeedから発言するとそれがスレッド化されるので後からでも非常に見やすい。

Flickrの写真やYouTubeの動画に対しては、コメントをしないまでも”Like”をクリックすればよい。これはメモ的な用途としても便利だが、最も手軽なコミュニケーションツールとしても機能する。

4. ユーザー趣向を把握しオススメの情報をプッシュ
個人のアウトプットや誰をSubscribeしてるか、どの情報をクリックしているかなどを解析していけば、ユーザーの趣向が把握できるようになり、最終的にはレコメンド情報を提供できるようになるだろう。
以前のCNETの記事「FriendFeed創設者に聞く–目標は「フィードアグリゲータ以上の存在」になること」でもその辺りに触れられていた。
友人がやっているすべての最新のことではなくて、あなたが興味のあることを強調してくれるようにサービスにインテリジェンスを追加したいのだという。
さて、これまで見てきたようにFriendFeedというサービスは、インプット、アウトプット、コミュニケーション、検索とインターネットにおける主要な4領域を抑えることになる。
FriendFeedがこのまま順調に成長していけば、Googleだけでなくあらゆるネットサービス提供者にとって脅威になることは間違いない。
次回は、FriendFeedがGoogleに買収されるのを前提とし、その後の世界やユーザーインターフェースを大胆予測してみたいと思う。





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